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おくぬ〜の『来た球を打つ!』

スイスと日本で活動する舞台俳優奥野晃士(あきひと)のブログ。

ヤマトシジミの被爆研究の講演 in Zürich

Gruez!

今月に入って、曇天つづき、
しばらくお天道様をおがんでいないような気がします。

12月4日、うちの最寄りのトラム駅から歩いてすぐのところで、
福島の原発事故直後から、世代交代の早いヤマトシジミという蝶を使って、
放射能汚染が生物に与える影響を調べておられる琉球大の野原千代先生の講演会があったので、
聞きにいってきました。

世の中には様々なタイプのすごい人がいますが、
この野原千代先生は、
正真正銘命をかけてこの研究に取り組んでおられる、
正に”ハンサムウーマン”でした。

IMG_6574先生

先生は沖縄在住、
保守的な大学や同僚からの無理解や嫌がらせに耐えながら、
十日に一度那覇から自腹で福島を訪れて、
現地にはえているヤマトシジミの餌になるカタバミという草を狩って
沖縄に送って蝶に与え、内部被爆の研究やら………、

IMG_6566②

福島の蝶も大量につかまえてデータをとって、
子や孫におこる変化を調べたり、
放射能の外部照射したり………、

内容はまあ、かなり確かな,
気の遠くなるような、
伊能忠敬が日本全国を行脚して地図をつくったのにも匹敵するような
労力がかけられた研究に基づくデータだと思いました。

IMG_6567③

それだけに背筋の凍る思いも………。

『福島の蝶』という本をだしてる蝶博士に会って話したときのこともおっしゃってましたが
蝶博士は2011年春は60年間蝶を研究していて初めて体験する
異常な年だったと述べていたそうです。
青虫がぜんぜん見受けられなかったとか………。

IMG_6569④

やはり、孫世代以降、異常が頻出し、蝶の飛び方など行動などにも異常が………。

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DNAへの悪影響が疑われる。

御主人も協力し、車で現地入りするも、御主人は放射能には先生より敏感で、
頭痛がおこったと思ったら、数値をみると0.9ミリシーベルトだったり、
福島の現場で動けなくなったりしていたそうです………。
うっ、涙ぐましい………。

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しかし、最後に内部被爆に関して、
沖縄で育った蝶も汚染されている草を食べてると
生存率は激減するが、
親が汚染された草を食べてても
子供が汚染されていない草を食べると、
生存率がかなり正常に近づくというデータは
とても有り難い情報でした。

食べ物は大事だということですね。
スイスジュネーブでの講演は、大反響だったようです。

SWI 原発事故のチョウへの影響、スイスでの講演発表が大反響



ただ、

これだけの驚くべき情報にもかかわらず、
ネット上で、先生のことをデマとか誹謗中傷する、
よくわからない人たちがいるのもまた確か………。

でも先生は意に介さず。

反論番組を作ろうとしたマスコミにしても、
野原先生への反論の元としていた、ある権威のある先生が、
実は結構いい加減な方だったり………

そういうディレクターとは断固闘い、
野原先生に反論している先生の不勉強さを証明し、
その甲斐あってか、
その賢明なディレクターさんも、とてもいいドキュメント番組を作ってくれたそうです。


あとは、先生の沖縄での講演の画像をアップしておきますので………
興味のあるかたはぜひ。

Tschüss!

奥野晃士


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新春 ふじのくに歴史演談ツアー2015

Grüezi !

12月19日からの帰国を前に、
ティッチーノのクラウン学校での5日間のワークショップを前に、
かなりナーバスな日々を送っている奥野です。

年明けの下田でのワークショップのことは前回書かせて頂きましたが、
1月11日の下田を皮切りに、
静岡にまつわる歴史物語を分りやすい解説と
「動読(どうどく)」でお送りする、新感覚!歴史秘話トークイベント
   
『新春ふじのくに歴史演談ツアー 2015』
〜静岡の歴史秘話に込められた、知られざる人間ドラマ〜

で、西は湖西から東は三島まで、
下田街道から東海道をめぐらせていただきます。
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歴史好きな人も、そうでない人も、
一緒に楽しめたらと思います。

ぜひ、お近くの会場に足をお運びくださいませ。

◆「解説」+「動読」で地元の歴史秘話を熱く語る『歴史演談』

【内容】
明治初期の静岡、武士の誇りをすてて取り組んだ荒蕪なる牧之原台地を大茶園に変えるべく行われた開墾事業。
旧幕臣達の失業対策として行われたこの政策に参加したのは、剣の達人中条景昭と、弓の名手大草高重を中心とした徳川家旧精鋭隊の一団だった!
彼らの生活を陰に扶(たす)ける智の勝海舟、
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◉勝海舟

そして剣豪、情の山岡鉄舟、鉄舟の知遇を得る侠客、清水の次郎長………。

他にも………

今なお語り継がれる下田の芸者『唐人お吉』を世に出した若き医師村松春水と、牧之原で晩年を過ごした元下田奉行所組頭伊佐新次郎の数奇な縁、
坂本龍馬を斬った男、今井信郎の静岡での後半生、
そして、上野戦争の英雄、大谷内竜五郎と沼津でくすぶる彰義隊残党の逸話、
名裁定で岡部宿と廻澤村の紛争をおさめ、生き神として祀られた旧幕臣松岡萬の生涯………等々、
知られざる英傑達の静岡県にまつわる一大叙事詩を地域に密着してお届けします。
原作:江崎惇著「侍たちの茶摘み唄」より
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【ツアー日程】
◆@下田『村松春水と伊佐新次郎』他
◇日 時:1月11日(日)19時から    
◇参加費:2,500円
◇会 場:下田駅前 普論洞・ふろんと2F 「白龍亭」〈静岡県下田市東本郷1-5-2
TEL:0558-22-1256〉
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◉齋藤きち

◆@新居『鉄舟薩埵峠危難』他
◇日 時:2015年1月15 日(木)19時から    
◇参加費:2,000円
◇会 場:鷲栖院(じゅせいいん)〈湖西市新居町新居1739 TEL 053-594-3817〉
◇申込先:090-9177-2654(寺田敏幸)
◇E-mail:yamaha.ys250@hotmail.co.jp
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◉山岡鉄舟

◆@島田『初収穫』他
◇日 時:2015年1月17 日(土)14時から    
◇参加費:3,000円(ドリンク・ケーキ付き)
◇ 会 場:カフェ・マンハッタン〈静岡県島田市本通二丁目5-12 大重ビル1階 TEL0547-37-6800〉
◇ 申込先:080-5106-3219(矢澤)

◆@浜松『廃藩置県』他
◇日 時:2015年1月18 日(日)19時から 
◇参加費:2,000円(ワンドリンク付)
◇会 場:珈琲香爐 〈浜松市中区板屋町522 MYビル 1F TEL 053-413-1131〉

◆@七間町『今井信郎、静岡へ』他
◇日 時:2015年1月19 日(月)19時から    
◇参加費:2,000円(ワンドリンク付)
◇会 場:スノドカフェ七間町〈静岡県静岡市葵区七間町7−8 TEL 054-260-6173〉
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◉今井信郎

◆@岡部『松岡大明神』他
◇日 時:1月20日(月)19時から    
◇参加費:2,000円(ワンドリンク付)
◇会 場:和食処 一 祥 庵. 〈静岡県藤枝市岡部町岡部817番地
       大旅籠柏屋歴史資料館( 内) TEL/FAX 054(667)5215〉

◆@沼津『大谷内竜五郎切腹』他
◇日 時:2015年1月21 日(水)13時30分から    
◇参加費:2,500円(ワンドリンク・お菓子付)
◇会 場:レストランTHYME (タイム)〈静岡県沼津市下香貫2974-7
TEL 055-932-6256〉

◆@三島『金もいらぬ、名も命もいらぬ男』他
◇日 時:2015年1月23 日(金)19時から    
◇参加費:2,000円(ワンドリンク付)
◇会 場:エクリュの森 〈 静岡県三島市大宮町 2丁目16−21 
 TEL 055-976-2320 〉
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◉清水の次郎長

Tschüss!

Akihito

おくぬ〜の『新春!演劇三昧@下田』15年1月10日11日開催決定!

Grüezi!
2015年1月、はばかりながら私、奥野晃士による、
「ワークショップ」、「リーディング・カフェ」、「歴史演談」を下田で行う
『新春!演劇三昧@下田』
開催させていただきます。
二日に渡って逗留し、演劇を通じた活動をさせて頂くのは、
下田が初めてです。
ありがとうございます。
開国の町下田で、演劇を通じて盛り上がりましょう!
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一、『新春 演劇&動読ワークショップ@下田』〈20人前後〉
 ◆講 師:奥野晃士
 ◆会 場:道の駅 開国下田港 静岡県下田市外ヶ岡1番地の1
   電話 0558-25-3500

[①動読WS]
◆ 日 時:1月10日(土)13時〜17時 
◆ 参加費:2200円 *学生1800円

【内容】奥野晃士が考える、「“身体”と“言葉”を同時に扱い、 人前に立った時、より有効にメッセージを対象に届ける方法」を、片手に台本、片手に小道具、限られた空間という限定された条件下でも有効な“動読”というスタイルを通じて学ぶワークショップ。スピーチ、講義、プレゼンなどで『説得力』を高める“首から下の使い方(身体情報発信法)”を身につけたい方にもおすすめです。

[②演劇WS]
◆ 日 時:1月11日(日) 10時〜17時半
◆ 参加費 3500円*学生2000円
【内容】俳優訓練の一環として考案された“シアターゲーム”で、楽しみながら心をほぐし、プレッシャーからを解き放たれることで、自分でも驚くような発想と、状況対応能力が身に付きます。“本番に強くなる“”隙を作らない“”自分自身を客観視する“など、舞台に立つ時に求められるスキルも同時に高められるメソッドの数々を、年齢や経験に関係なく学べるワークショップ。”コミュニケーション力強化“にも役立つ、楽しい時間です。
  
※①②両方参加の方 5000円 *学生3000円
太陽

二、〜演劇のカラオケ〜「リーディング・カフェ@下田『ハムレット』を読む!」
                        ”to be or not to be,that is the question” 
◆ナビゲーター:奥野晃士

【内容】誰もが気軽に名作の世界を楽しめる企画として、これまで350回以上の開催実績がある『リーディング・カフェ』。今回のテキストは、いよいよ天下に名高い、シェイクスピアの代表作『ハムレット』。「シェイクスピアなんて難しくて分らない!」と毛嫌いしているあなた、リラックスした雰囲気の中、美味しいお茶を飲みながら、プロの俳優と共に、名台詞を語る“Playする楽しさ”を味わってみましょう。

◇日 時:1月10日(土)19時から    
◇会 場:くしだ蔵 〈下田市二丁目11-12 TEL 0558-22-0049〉
◇ 参加費 1800円(ワンドリンク付き)

※ほかにも、静岡市内で奥野晃士による『リーディング・カフェ』が予定されています。
@府中伝馬町
◇日 時:1月20日(火)、13:00~ 15:00
◇会 場:リビングカルチャーセンタ― 〈静岡市葵区伝馬町16-8 TEL 054-205-4111 〉
◇参加費:全1回 2160円 (コーヒー代込み)
    講座番号/ 687■持ち物/筆記用具■

【Rカフェ】@くしだ蔵◆Rカフェ2014@くしだ蔵

三、ふじのくに歴史演談@下田『村松春水と伊佐新次郎』

◇日 時:1月11日(日)19時から    
◇参加費:2,500円
◇会 場:下田駅前 普論洞・ふろんと2F 「白龍亭」〈静岡県下田市東本郷1-5-2
TEL:0558-22-1256〉
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         ◆若き日のお吉の写真
静岡にまつわる歴史物語を分りやすい解説と「動読(どうどく)」でお送りする、新感覚「歴史秘話トークイベント」。今回は、激動の幕末に実在した、国のために身をささげながらも、悲劇的な最後を遂げる『唐人お吉』を世に出した若き医師村松春水と、旧幕臣の失業対策によって開墾された牧之原で晩年を過ごすことになる、芸者お吉を唐人お吉に仕立てあげた元下田奉行所組頭伊佐新次郎の数奇な縁。

唐人物語(ラシャメンのうた) 作詞/作曲:桑田佳祐

名もないこの街に
異国の陽がのぼる
乙女は悲しみを
御国のためと知る

春まだ夜は長く
鐘鳴る了仙寺
運命と泣くも良し
儚き世の情け

下田港を訪れた黒船(ふね)が
沖遥か彼方に揺れ
駕篭で行くのは時代(とき)に翻弄ばれた
眉目清か 麗しい女性(ひと)

桜見頃の唐人坂で
巡る想いは ひとりひとり
泣けば花散る一輪挿しの
艶な姿は春の宵


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Tschüss!

チューリッヒ日本人学校

Grüezi!

スイスは吐く息はタバコの煙のように白く、
厳しい冬到来という感じです。
12月3日 Usterにあるチューリッヒ日本人学校で
『演劇ができるまで』というテーマで一時間半ちょっと、
授業をしてきました。

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小学5年生のクラスで、生徒は4人。
それでも多いほうだという。
小学生から高校生まで30人弱の少ない学校ですが、
でも生徒たちはとても明るく、
小さな子供でも挨拶をしてくれる。
彼らは全日制に通う子供たちだが、
現地の学校に通いながら土曜日だけこの学校にやってくる、
週一回「補習講」と呼ばれるクラスで日本語の授業を受けている子供たちもいる。
日本で活躍するタレントの春香クリスティーンさんも
この補習講に通っていたそうだ。

日本人学校の先生も、日本から3年間派遣されている先生方、
校長先生はじめとてもユニークな方々が多く、生徒との距離も近い。
少人数なので、とても細かい所までケア出来てる感じである。

10月にこの学校の学習発表会を見せて頂いたが、
生徒達それぞれ面白いパフォーマンスをやろうと精一杯がんばっていた。
今回授業を行った5年生も6年生と合同で、
上方落語ネタで会場を沸かせていた。

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いよいよ授業。
相当緊張していたのか、所属している劇団を、SPAC-静岡県舞台芸術センターといいながら
黒板にはSPATと書いてしまった。(汗)

日本の演劇の成り立ちから、公共劇場の役割から、
小学生には少し難しいかなという内容だったかもしれないが、
最初から最後まで熱心に聞いてくれた。

最後は『リーディング・カフェ』しかもいきなり立ち稽古、
それも難なくこなす柔軟子供たち。

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先生方も授業の合間に見学にお越し下さり、
喜んで頂けたと思います。

来年の学習発表会に活かす事ができたらいいんですけど………。

異国で日本人のご子息との演劇を通じた楽しい交流ができた一日でした。

今月19日からひと月ほど帰国します。

静岡を中心に『ワークショップ』や『歴史演談』などが目白押しのひと月になりそうです。

またブログでも発表します!

Tschüss!


奥野晃士

ブログ、はじめました。

Gruezi!

舞台俳優の奥野晃士です。
2014年もあと残りひと月をきりました。
スイスに来て五ヶ月、
去年の今頃は、よもや主夫を異国の地で行う日が来ようとは思ってもみませんでしたが、
文化も違い、言葉も分らず、気候や食事にもなかなか適応できていない感じがありますが、
今年過ごした異国での下半期は、様々なチャレンジと新しい出会いの数々で、
困難の中にも自分を成長させてくれた貴重な日々でした。

ちょっと色々思う所もあり、ブログなどはじめてみることにしました。

折しも今年は日本とスイスが交流してから150年目の記念の年、
様々な日本イベントが各地で行われてるという、とてもホットなタイミングで来れたお陰で、
様々な方々との出会いがありました。

・8/23 東京〜北海道の写真とフルートコンサート@Bern
・9/6 FANTOCHE(ファントーシュ)アニメフェス @Barden
・10/11 文楽公演 @Zurich
・10/25 ジャパンウィーク @Bern
・10/31ベルンでの田嶋直士さんの尺八リサイタル @Berm
・11/6 GINMAKU 日本映画祭 @Zurich
・11/21 CULTURE SCAPS TOKYO タニノクロウさんのベニノ観劇@Basel
・11/26 『日本文化の本質を探る』@Zurich

私が行けたのは、ざっとこんな感じでした。

折しも「世界で最もブランド力の高い国」に
日本とスイスがワンツーフィニッシュした今、
http://irorio.jp/nagasawamaki/20141128/182439/
もっともっと日瑞友好の気運をたかめ
民間レベルでの交流も行って行けたらと思います。

ではまた!
  
Tschüss!




奥野晃士



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