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おくぬ〜の『来た球を打つ!』

スイスと日本で活動する舞台俳優奥野晃士(あきひと)のブログ。

神曲講第二回無事終了‼

こんにちは~~
1/19の夜、建築家の小長谷さんが主宰する
イタリア知識のサロンの総本山、
与一のスタジオフォルムにおきまして、
コラボ企画「神曲講」無事終了しました。
会場は与一の住宅街の中に立つヨーロッパ建築の御宅、
巨大迷路と言われているくらい、
たどり着くのが難しい場所だが、
世界的写真家の故岡村先生の奥様はじめ、
ドイツに一年留学してきた静岡大学の学生さんや、
ドイツ在住でフリーの通訳さんなど
素敵な顔ぶれが集まりました。
ダンテが1300年頃に書いた神曲は
日本人は馴染みのない人がほとんどだと思うが、
700年賞味期限が切れない文学はやはり言葉に出すとさらにその味わいは深まる感じで、
しかも格調高い山川訳でしたので
一回ではなかなか内容が伝わらず、現代訳を併用しつつ読み返しましたが、
脳のシワが久しぶりに増える感じでした。
次回は2/23木曜日19時からフォルムで開催します。
ご興味のおありの方は是非お越しくださいませ。

他にも意欲的に静岡をまわります。


ではまた。
奥野晃士

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島田につたわる唐人お吉伝説について

こんにちはー。
静岡も寒い日が続いておりますね。
知り合いの中にも風邪で倒れたりしてる人も多いようです。
さて、1月20日、今年の静岡歴史講は島田市から幕を開けます。
『唐人お吉』は下田に実在したタウンゼント・ハリスにつかえた芸者で、
十一谷義三郎や山本有三が小説化したり戯曲化して一躍有名になりました。

時代に翻弄され悲惨な最期を遂げたお吉の物語は様々な人を魅了し、
20世紀の世界の演劇に多大な影響を与えた
ドイツのブレヒトも、山本有三の女人哀史に感銘を受け
『下田のユーディッド』という作品を執筆しております。途中までですが………。

ハリウッド映画では『黒船』という作品が有名。

お吉は安藤永子

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ハリス役はジョンウェイン。

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実の話はアメリカ領事のハリスは日本で胃潰瘍が悪化し、看護婦を雇いたかったのを、
下田の役人がハニートラップ的な効果を狙ってか、
下田一の芸者だったお吉を通わせたようです。

日本でも数多くの映画や舞台、ドラマ化されており、
サザンの楽曲にもあります。

そんなお吉は今も下田の宝福寺に眠っており、
多くの人が訪れております。

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そんなお吉を見出したのが伊佐新次郎という幕臣。
文化人でもあった彼は書道の達人で草書を得意としたそうです。
そんな彼は明治時代、60歳を越えた頃から島田市牧之原に身を寄せ、
晩年をこの地で過ごしている。

そこに唐人お吉本人が現れたという。
あまりにも有名な悲劇の女性の物語を携えて、
1月20日、
静岡歴史講島田初上陸です。
地元ネタなので、どんなミラクルが待っているか乞うご期待!


おくぬ~の静岡歴史講
『牧之原の唐人お吉伝説~伊佐新次郎と村松春水~』
静岡の知られざる歴史秘話をリーディング・カフェ形式で紐解く大好評企画。
静岡の歴史は、こんなにドラマチックだった!
平成29年1月20日(金)19時
会場:アクトカフェ(住所:静岡県島田市島76-1(株)アクトホーム
TEL:0547-45-3101 )
参加費:1500円(ドリンク付)


がいえんタイムズです。

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それではまた!




奥野晃士

がいえんタイムズ~神曲講について~

こんにちはー
帰国して二日目、凍える寒さはスイスとそんなに変わらない気もしますが、
静岡でも各地で雪が観測されてる様子。
雪に不慣れな静岡人の皆様、お疲れ様です。
遅くなりましたが、
1月2月の街援隊活動について………チラシはすでに
各所に配布されております。


まずは19日の神曲講、イタリア知識のサロンを主宰する建築家の小長谷さんのスタジオフォルムで
またまた開催させていただきます。

サロンの活動自体はイタリアの建築を学んだり絵画や音楽を楽しんだりと多岐にわたってますが
こういう形のイベントはなかなか珍しいようです。
イタリア最大の文学というか、その影響はもはや世界レベルですからね。
読むのは日本語ですけど………
ようやく先ほどテキストを完成させました。
われ正路(しょうろ)を失ひ、人生の覊旅(きりょ)半(なかば)にあたりてとある暗き林のなかにありき………
で始まる山川丙三郎訳に今回から挑戦します。
こうなったら第1章から読んでいきたいとおもいます。
難解な漢字にはルビをバッチリ打ち込みました。
読み応えのある日本語だなと、声に出して読むと
その音の美しさに、うっとりしながら読んでいる自分に思わず苦笑いしてしまいます。
ぜひご一緒しましょう。
ではまた
奥野晃士

チューリッヒから岡部へ

こんにちは~~
お陰様で無事静岡に着きました。
飛行機に乗ること12時間、
極寒のスイスはチューリッヒから岡部の大旅籠柏屋での開催の
リーディングカフェも無事終了しました。。
こんな本格的な古民家はなかなかお目にかかれません。
維持費だけでも大変だと思うのですが、
この施設の敷地内には
蔵を改造した素敵なお店一祥庵がある。
是非オススメです。
2月に藤枝と島田で開催されるか
『My towm』関連企画でした。
小学生からシニアまで20名弱が参加してくださいました。
奥野晃士

あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。

三が日も瞬く間に過ぎ去ってしまいましたね。

実家以外での初めてすごす大晦日は
極寒のスイスでけたたましい爆音を発する花火と
教会の鐘の音にさいなまれながら迎えました。

大晦日、ワイフのいつもお世話になっている日本人のママ友のご親族と
一緒に大晦日を迎えるのだということで、
私も誘われたのですが、遠慮させていただきました。

月に2回とかならそういう場もいいのですが、
イブから三日続けてクリスマスはおよばれでしたし、
25日はワイフファミリーが一堂に会して、
スイス風しゃぶしゃぶをおよばれし、
これはとても美味しかったが、
ツリーを囲んで歌を歌ったり、
一人一人なにかコメントを求められたりと、
恐怖の通過儀礼を体験。

妻は最後の最後まで子供の世話にておらず、義母がコメントの通訳。

26日は親戚縁者が20人くらい集まる寄り合いに参加したが、
誰が縁者でどちらが伴侶でとか、名前もさっぱりついていけず、
肝心の着席の時に放置されたものだから、
かなりストレスフルな瞬間もあったが、同席のご家族が
とても言い方で、息子さんも日本の文化、とりわけ忍者に興味があるとかで、
クリスマスプレゼントにいただいた日本語の教則本を大事にもってきていて、
それなりに楽しい時間だった。

しかし、大晦日くらいゆっくり一年を振り返りながら、
日本人はゆっくりこたつに入って除夜の鐘をきいて
新年を迎えたい願望が
抜きがたくあるなーと思いました。

あと、正直、ちょっとスイス疲れも………。

居酒屋オオキの忘年会では四畳半の舞台で
なにかパフォーマンスを頼まれ、
チェリストの新倉瞳さんと急遽共演させていただいたりして、
それはとても素晴らしい機会でしたが………
その分疲れもあったかもしれませんが………。

イワーノフのセリフに、
娘たちに力を自慢するために、麦の俵を担いでへばって
そのまま死んでしまったセミョーンという人夫の話がでてきましたが、

曰く………

「僕は人と違った信仰を抱き、人と違った結婚をした、
熱中もした、冒険もした………この郡内の誰よりも幸せだったこともあれば
誰よりも苦しみもした………それが全部………僕の俵だったのです
自分一人の背中に重荷を背負って背骨が折れてしまったのです………」

10年以上前にイワーノフを演じた時に語ったこのセリフ………
今あらためてあの時より実感が伝わって来る。

元旦早々、近所のノラちゃんがうちに遊びに来たり、
二日目もアルバちゃんが両親と遊びに来たりと、
賑やかに過ごしております。

チューリッヒでは昨日から雪が降り積もっております。

本年もよろしくお願いします。



奥野晃士

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