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おくぬ〜の『来た球を打つ!』

スイスと日本で活動する舞台俳優奥野晃士(あきひと)のブログ。

2/19(水) 第16回 歴飲み会 浜省の名曲で歴史にアプローチ『愛の世代の前の近現代史』開催❗️

こんにちは。


初めてSPACが歴史劇に挑戦する『メナム河の日本人』の稽古も
いよいよ大詰めです。





そんな中、
不定期開催している
歴史好きが集まる”歴飲み会”で
私がスピーカーをさせていただくことになりました。



第16回 歴飲み会
『愛の世代の前の近現代史』
〜戦場からの手紙で読み解く♪JBOYの”虚しさ”の正体〜







♫ 教科書は現代史を
やる前に時間切れ
そこが一番知りたいのに
何でそうなっちゃうの?………


サザンオールスターズの『ピースとハイライト』という曲の歌詞の一節です。




私も発起人の1人である歴飲み会、
元々城ガールの水谷ゆーこねーが主催してて
戦国ネタが多い歴飲み会。
SPAC-静岡県舞台芸術センターの舞台以外では
静岡の歴史、特に幕末明治にフォーカスした活動をしている奥野ですが、




今年の西暦はキリのいい2020年
昨年は御代替わりもあり
新天皇陛下も御即位されましたことですし、


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夏は東京五輪、パラリンピックも開かれますし、


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現代日本人と日本の歩んできた歴史を見直したいと思い、
令和2年最初の歴飲み会なので、
教科書ではあまり取り上げられない
近現代史を肴に開催したいと思います。






ま、私は歴史学者ではない、
一介のしがない表現者なので、
表現者独自の視点で歴史に迫らせていただけたらと思います。




そこで、


『戦後のヒット曲の歌詞から、現代日本人のメンタリティに
歴史がどう影響を与えてきたかということを考える』


という新しいアプローチで歴史に迫ってみたいと思います。


とりわけ、


私が最も尊敬するアーティスト浜田省吾の楽曲


浜田省吾visual



♪J.BOYという曲を切り口にさせていただけたらと思います。


『J.BOY』 作詞作曲 浜田省吾




作詞作曲:浜田省吾のこの曲は
1986年にリリースされ、浜田省吾が初めて
オリコン1位を獲得した作品です。



    🎶仕事終りのベルに
     とらわれの心と体 取り返す 夕暮れ時
     家路たどる人波
     おれはネクタイほどき
     時に理由もなく叫びたくなる 怒りに………




バブルの真っ最中のサラリーマンの心情を歌ってるようです。
当時のサラリーマンは、

家族のため、会社のため、

相当なストレスをかかえながら仕事に取り組んでいたのでしょうね。


2番の歌詞には衝撃的な内容が含まれてます。



    🎶果てしなく続く生存競争 走り疲れ
     家庭も仕事も投げ出し 逝った友人




仕事に疲れ果て命を絶つ人も
多かったのでしょうね。

自殺者数も1986年は25,524人
前年度より2000人ほど増えてます。


あのころはCMで

「24時間戦えますか?」

などといったキャッチコピーが流れていました。
まさにエコノミックアニマルといわれた日本人を
このJBOYという曲は余すことなく表現していると思います。

そして、

かなりメッセージ性の強いPVもありました。
広島出身の浜省ですから、近現代史についても特別の思い入れがあるようです。


『愛の世代の前に』 作詞作曲 浜田省吾







さらにテキストとして、


硫黄島で散華された市丸利之介海軍少将によって書かれた

市丸


『ルーズベルトに与うる書』

ルーズベルトに与ふる書

をはじめ、現存する様々な手紙を、
リーディング・カフェ形式で読み上げながら、
近現代史を紐解いて行けたらと思います。




この日米合わせて五万人以上が戦死した激戦地、
硫黄島からの手紙は、
我々が教えられてこなかった歴史の真実を
日本の軍人がアメリカ大統領に突きつけた名文として
今もアメリカでは絶賛されているのですが、
日本では知る人は少ないようです。

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ルーズベルトニ与フル書
A Note to Roosevelt

日本海軍、市丸海軍少将、書ヲ「フランクリン ルーズベルト」君ニ致ス。
Rear Admiral R. Ichimaru of the Japanese Navy sends this note to Roosevelt.

我今、我ガ戦ヒヲ終ルニ当リ、一言貴下ニ告グル所アラントス。
I have one word to give you upon the termination of this battle.





で始まるこの文章の
日本文を書いた市丸利之助・海軍少将は、
栗林忠道中将らと共に、あの激戦地、硫黄島で最後まで戦った人です。

それを英文に翻訳したのは、ハワイ生まれの三上弘文兵曹。

ハワイ生まれといっても、中学校の途中で日本に帰国した人ですから、
高学歴ではありません。
しかも、絶望的な戦場という悪環境で、これだけの英文に翻訳できたということには、なにか鬼気迫るものを感じさせます。

この日英両文は、
昭和20年3月26日、第二飛行場を攻撃した日本兵の遺体から発見されたといいます。
それを従軍記者のエメット・クロージャーが本国に打電。
当局による検閲を経た後、昭和20年7月11日に米国で新聞報道され、
極限状態においてもなお、信念を貫こうとする
日本のサムライ精神のなんたるかが抽出されているような手紙の内容が絶賛されました。

(しかし、ルーズベルト大統領が死去したのは昭和20年4月12日。
おそらく、ルーズベルト大統領の手には渡らなかったものと思われます。)


本当は日本の教科書に全文が掲載され
生徒たちに暗唱させてもいいくらいの内容ではないかと思います。





同じユーチューバーの方によって制作されたと思われる
英文もありましたので、せっかくなので紹介させていただきます。




学校ではなかなかじっくり学べなかった近現代史です。
知識無用、敵味方不問、
ペリー来航以来の先人たちが辿ってきた
複雑で苦難多き道のりを
楽しく紐解きながら
日本がこれから歩むべき道を一緒に考えてみませんか。




第16回 歴飲み会
『愛の世代の前の近現代史』
〜戦場からの手紙で読み解く♪JBOYの”虚しさ”の正体〜


2/19(水)19半より

スピーカー:奥野晃士(SPAC俳優・街援隊アート・ムーブ主宰)

喫茶 ペーパームーン
〒4200034 静岡市葵区常磐町3-6-13

参加費:2000円(2ドリンク+軽食付)
時間:19時半〜皆が飽きるまで(店の閉店時間は24時)




Facebookのイベントページはこちら




追伸
駿河の生まれと言われる山田長政の後半生を描いた


遠藤周作の作品です。


2/15初日です。




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奥野晃士

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