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おくぬ〜の『来た球を打つ!』

スイスと日本で活動する舞台俳優奥野晃士(あきひと)のブログ。

シズオカ文化クラブ「忘れてはいけない日本人」

昨夜は伊豆文学賞作家の小長谷さんの講演にゲストで参加してきました!



シズオカ文化クラブは、名門静岡高校のOB が核になって、

大人の学びの場として発足し、間も無く30年になろうというところ。

今は無くなったが、学生の学びの場となってた”あっぱれ会”でもお世話になったいつもダンディーな満井さんや、


(撮影/平尾正志)

元祖歴女で静岡の九十六町の町名を調べたりしていらっしゃる石川たか子さん、
小長谷さんの同級生であおいケイキ劇団を率いてらっしゃった増井さんが中心になって続けてらっしゃる。


(撮影/平尾正志)

毎回錚々たる面々が顔を揃えているが、楽しみながら学んでいる姿はとても感銘を受ける。



中でも毎回司会をされてる増井さんは、

今は解散してしまった静岡のおだっくい(お調子者?)劇団、あおいケイキ劇団の座長でもあったが、

以前朗読とピアノの午後で私とジャズピアニストの栗田丈資さんの公演を

シズオカ文化クラブの定例会で開催した時に、

近藤勇役で登場して下さった。

劇団員たちも土方や沖田、永倉などなど………

皆様撒き餌ず劣らずのおだっくいさで、あの動物性エネルギーに満ち溢れた
演技は忘れられない。

今回も増井さん大活躍であった🤭



小長谷さんの温かみのある語り口はいつも難しそうな歴史を柔らかくしてくれ、

江川坦庵と高島秋帆の関係を中心に、

老砲術家が時の大老阿部正弘にまで影響を与えた建白書について語り、


(撮影/平尾正志)

私は後半に小長谷さんの書き下ろした小説
「微賤(びせん)の私式(わたくししき)愚見(ぐけん)申し上げ候は」  の一部、

出獄したばかりの秋帆が江川に建白書を見せるシーンを読ませて頂いた。


(撮影/平尾正志)

(撮影/内田美紀子)

小長谷さんが伊豆文学賞を受賞した江川太郎左衛門とジョン万次郎の交流を描いた『前を歩く人』を素材に
初めてご一緒したのが江川邸を会場とした歴史演談。
雨にもかかわらず100名くらい来てくださった。

静岡新聞 江川邸


昨年の北条の姉政子と弟義時との交流を描いた小長谷さん書下ろしの歴史演談では、
北条時政が建立した北条家の菩提寺である願成就院での上演で、
函南の文化人、小櫻景如先生に政子を演じていただいた。

今回は徳川慶喜の屋敷だった浮月楼と、
小長谷さんとのコラボでは、歴史のある場所ばかりで上演できて二重の喜びでした。

0003-1.jpg

後半は僭越ながら奥野の歴史演談

会場である浮月楼は徳川慶喜が慶喜が水戸から駿府に移転し、

後半生を過ごした屋敷跡であるので、

慶喜の駿府入りから

慶喜護衛の精鋭隊が牧之原の開墾に従事し、

徳川家達が牧之原に激励にやってくる場面をお届けした。


(撮影/平尾正志)

今度6/2に歴史演談をさせていただく普済寺の平尾住職も静岡高校のご出身だそうだが、



静岡高校のOBさんはとても優しい人が多いような気がする。

※普済寺歴史演談『鉄舟と次郎長』についてはこちら

静岡でナンバーワンの進学校としての伝統を持っていながら、

驕ることなく、皆さまとても朗らかで、そのくせきっちりしてる。

食事も立派で美味しかった!



さすが浮月楼だ。

講師の楽屋は蓬莱の間



徳川家達が渡る時に架橋された蓬莱橋の話も出るものだから、あまりの偶然に驚いた。





慶喜のお膝元で、
戦いをさけ謹慎をして江戸を戦火から救った慶喜の平和への思いに改めて心打たれた。





奥野晃士

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