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おくぬ〜の『来た球を打つ!』

スイスと日本で活動する舞台俳優奥野晃士(あきひと)のブログ。

新潟文化力

こんにちは~
劇的舞踊『ラ・バヤデール』ツアーも9日に兵庫公演を終え、


いよいよ愛知県名古屋市にやってきました。

7/16 に1日だけ上演する愛知芸文センターさんでの劇場稽古も順調に進んでおります。

7/17 土曜日15時から七間町スノドカフェで開催する「新潟ナイト」には
Noism芸術監督の金森穣さんをゲストに
スノドカフェの柚木さんを司会に、
私も混じらせてもらって、
 舞台芸術について色々訊いてみようというイベントなのですが、
穣さんには劇的舞踊ラバヤデール公演への思いなどを中心に、
舞台芸術について自身の考えや目指すところなど、カフェというフラットなスペースで色々語っていただきたい。

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昨夜、新潟の学生さんたちにお願いしていたイベント内で流す映像が届きました。
これがまた期待以上の内容でした。
初々しいリポーターぶりの二人は新潟県立大学に通う学生さん、



そのうちの一人、八幡さんは、自身もダンスを学んでいて、Noismの大ファンだという。
ビデオの作成をお願いすると忙しい中ノリノリで引き受けて下さり、
仲間を募ってくれて、レポーター役まで買って出てくれた。
内容は17日当日のお楽しみだが、
文化行政やらアートマネジメントに関わる方々にとって、今回のイベントはとても刺激になるのではないだろうか。

ともあれ、SPACを擁している静岡県民のみなさまがたが、
金森穣という芸術家と、Noismにふれていただき、
彼らを擁する新潟市との交流が始まれば、
日本の舞台芸術界にとってとても重要なのではないかと思う。

また芸術文化の世界に様々な才能を持った若者が関わってくれたなら、
とても面白い結果になるような気がする。

「20歳の頃は僕らはみんな英雄気取りであらゆることを引き受け、あらゆることを成し遂げるのに、30近くになると疲れが出て、何の役にも立たなくなる。この疲れは、どう説明すればいいのでしょう…。もっともそんなことはどうでもいい。どうでもいいんだ…」

これはチェーホフ『イワーノフ』のセリフの一節だが、若いということの可能性をしみじみとつたえてくれている。
世に産学連携とか、産官学連携とかの試みは多々あるが、
今回のように、官と学の連携に芸術が絡むとより大きな成果がもたらされるのではないだろうか。


新潟ナイト
~Noism金森穣に訊く舞台芸術茶話会~


日時:2016年7月17日(日)15:00 - 17:00
出 演
ナイト:金森穣(Noism芸術監督)
チューター:奥野晃士(SPAC俳優)
司 会:柚木康裕(オルタナティブスペース・スノドカフェ代表)
会場:スノドカフェ七間町
〒420-0035 静岡県静岡市葵区七間町7−8
料金:2,000円(ワンドリンク付、税込)
学割席800円(ワンドリンク付、税込、大学生以下10名限定) 
*ご予約優先(席に限りがございます。ご予約はお早めに)

Facebookのイベントページはこちら

[ お問い合わせ・ご予約 ]
スノドカフェ七間町:054-260-6173
メール:info@sndcafe.net

7/17 夜の部もあり、
新潟市出身んの文豪坂口安吾の代表作「桜の森の満開の下」を参加者で読む
「声に出して読む安吾」を開催する。

2016年7月17日19時から
テキスト:『桜の森の満開の下』坂口安吾作
ナビゲーター:奥野晃士
解説:中村ともえ(静岡大学准教授、新潟市出身)  
会場:スノドカフェ七間町
〒420-0035 静岡県静岡市葵区七間町7−8
参加費1700円(ワンドリンク・資料つき)      

Facebookのイベントページはこちら

 主催:スノドカフェ      
企画:街援隊アート・ムーブ



[ 静岡公演情報 ]
Noism 劇的舞踊 Vol.3
La Bayadère ラ・バヤデール-幻の国
2016年7月23日(sat) 18:30
              24日(sun) 16:30
静岡芸術劇場
SPAC-静岡県舞台芸術センター
[ 関連HP ]
金森穣オフィシャルサイト www.jokanamori.com
Noism HP www.noism.jp
SPAC spac.or.jphttps://www.facebook.com/events/1345541232129902/?ti=icl


ではまた!

奧野晃士

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